市説明文書に問題表現が発覚

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またまた市説明文書に問題表現が発覚しました。市長はどこまで市議会を馬鹿にするのでしょうか。馬鹿にされた市議会も存在意義が問われますね。

  新築対案「老朽化など考慮せず」 市説明文書に問題表現
•   「公平」巡り議員から批判

”市が配布した文書。対案について「老朽化に伴う改修や市民サービス向上につながる機能改善は考慮しない案」と記している”

 鳥取市庁舎の新築移転を巡る住民投票で、新築の対案「現本庁舎の耐震改修と一部増築」について市が「老朽化に伴う改修や市民サービス向上につながる機能改善は考慮しない案」と説明する文書を作り、公の場で配布していたことがわかった。対案は、議会の全会派でつくる検討会が打ち出し、▽新しい庁舎の増築▽空調や給排水設備の改修▽交流広場の整備――を盛り込んでおり、議会の一部から「公平公正な説明と言えるのか」と問題視する声が上がっている。市は「表現に問題があった」と認めるが、新たな火種として24日開会の定例議会で論議となるのは必至だ。
 (伊藤晋一郎)
 文書は庁舎整備局が作成。対案の精査が行われていることを説明する文章の中に「――は考慮しない案」と記している。整備局によると、同市河原、国府両町で今月開かれた農業者の集会に整備局職員が参加し、会の中で配った。集会には両会場合わせて数十人が参加したという。
 文書について、新築に反対する議員は「対案は限られた予算の中で市民サービスの向上も目指している」と指摘した上で「そもそもまだ精査中で成案になってない。そんな段階で市がどうこう言うのは問題だ」と批判する。
 庁舎整備局の亀屋愛樹局長は「必要最低限の予算で庁舎を整備しようとする対案の内容を伝えるつもりだった。市民を誘導しようとしたものではない」と釈明し、「表現に問題があった。今後は誤解を与えるようなことはしない」と不備を認めている。
 対案は、県建築士事務所協会が精査中で29日までに結果がまとまる見通し。これを受け、議会は住民投票条例案を定例議会に議員提案し、5月後半までに投票を行う。条例案には「市長は、投票資格者が意思を明確にするために必要な情報を、公平公正に提供するよう努める」との文言を盛り込むことが決まっている。
(2012年2月19日 読売新聞)

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