■「市民の会」は、2月以来、住民投票で選ばれた耐震改修案の早期実現を求める要請署名活動に取り組み、現在その署名が約2万6千名に達しています。
先日、私たちは市長にこの署名を市長自らが直接受け取ってほしいと申し入れを行いました。ところが、なんと市長はこれを拒否しました。(実は、住民投票以降、市長は何度申し入れても一度も「市民の会」とは会おうとしません。皆さん、こんなことが許されるのでしょうか。)多くの市民の声にまともに向き合おうとしない。これが今も変わらぬ竹内市長の姿勢なのです。
市民の声に背を向ける竹内市長に抗議の声を届けましょう!
■先日5月12日、専門家委員会の行った意識調査結果の速報が発表されました。結果は、耐震改修が31%で、新築移転30%より1%多いというものでした。
耐震改修と新築移転が伯仲・拮抗したように見えますが、ここにもゴマカシ、スリカエがあります。住民投票は二者択一でしたが、なぜかこの意識調査では唐突に「現在地新築(統合かどうかも不明)」という三番目の選択肢が付け加えられ、さらに「もう一度よく検討して決めるべき」という選択肢も加えられたことにより、耐震改修を支持する人が分散するようになっているのです。
市長をはじめ新築推進派が、日本設計を使って耐震改修案は「実現不可能」などと大宣伝し、攻撃し、それによって「よく分からなくなった」という人も出てき ています。にもかかわらず、耐震改修が多数を占めたという結果は、耐震改修支持が非常に根強いものであることを証明したと言えます。
■市民の会は、住民投票1周年になる5月20日、集会とデモを行い、市役所を囲み、住民投票結果を無視しようとする竹内市長に要請と抗議の行動を行いました。その行動に200名を超える市民が参加し、成功のうちに終えることができました。「市民の会」は、引き続き活動を続けます。ご支援をお願いします。