私たちは市庁舎新築移転には反対です

総合支所の充実を!

「合併により市政が遠くなったと感じる」という声をよく耳にします。

統合による一極集中

より、総合支所を充実し、 身近なところでの住民サービス向上を図るべきです。

防災上も現在地が最適!

旧市立病院跡地は、

交通渋滞の心配があり、特に洪水対策・津波対策が必要となります。

現本庁舎は、県庁・県警本部・日赤病院とも近く、とりぎん文化会館・市民会館も避難場所になります。防災なら現在地です。

市の移転計画では、統合により駅南に本庁舎と駅南庁舎が集中し、防災上のリスク分散にはなりません。

今あるものを大切に使い、ムダな出費は抑えよう!

新築の費用75億円は、建設費のみ。道路拡幅など関連事業費がともない、総事業費はまだまだ膨らみます。

県庁も耐震改修工事を25億円で行い、今後50年使用すると言っています。

30年後、50年後を見据えた財政計画を!

国の財政も極めて厳しい

状況であることに加えて、東日本大震災からの復興に巨額の費用を要します。

有利とはいえ合併特例債も借金。国に頼りすぎるのは危険です。

市の借金は約3000億円。急速に進む少子高齢化のもとで市の財政も今後一層厳しくなります。孫や子の代に負担を残してはなりません。

◎住民投票の選択

肢は次の二つです。

第1号案 旧市立病院跡地への新築移転
第2号案 現本庁舎の耐震改修及び一部増築

※「一部増築」の部分については、市民の意見も聞きながら今後も検討していくよう求めます。

 

4月27日、「市民の会」は抗議の行動

市総務部が勝手に住民投票「関連情報」を改ざん

 市は、27日から住民投票の広報の全戸配布を始めました。ところが、市総務部が作成した「市庁舎整備に関する住民投票の2つの選択肢の比較表」には、重大な問題があることが判明。

 問題の第一は、市総務部作成の「選択肢の比較表」には、議会検討会で正式に決定した「関 連情報」に盛り込まれていない情報が勝手に付け加えられていること。第二は、市が進める第1号案(旧市立病院跡地への新築移転)に関する情報のみを追加し て掲載していること。まさに、議会無視、住民投票条例無視の暴挙としか言いようがありません。

 市民の会は、これに抗議すべく、総務部長へ抗議文提出の打診をしたところ、返ってきた答えは「受け取れません」。市民の声を聞こうともしない市の態度には驚きを通り越して憤りを禁じえません。

 市民の会は、直接抗議文書を直接総務部へ提出するとともに、河原町・国府町への全戸配布行動から帰ってきた仲間とともに市庁舎前で抗議の街宣行動を行いました。

 このような市長及び市執行部の姿勢では、公平公正な住民投票は期待できません。議会無視、条例無視、そして市民無視の暴挙に抗議の声を集中しましょう。

抗議文はこちら